フランスにて!

フランスにて!
 それから、イタリアのナディチ家の娘のカトリーヌ・ド・メディシスが登場します。カトリーヌはバレエをとても愛していて、彼女がフランス王室に嫁に行く時(1553年)に、バレエをフランスに持ち込みます。女性の力は偉大ですね。それによって、今度はフランス宮廷でバレエが人気となりました。1581年には、完全な記録が残っている最初のバレエ《「王妃のバレエ・コミック」(演出・振付 ポージョワイユー)》が登場しました。
 次にルイ14世が登場します。彼は1643年、5歳でフランスの国王となりました。その時からすでに、バレエを愛していて、非常に豪華なバレエが数時間にも渡って、催されたようです。5歳の国王もイメージしにくいですが、その時にバレエを催すよう指示をした彼は、いったいどんな人物だったのでしょう?ルイ14世のバレエ好きというのは、半端ではなく、1653年15歳の時には「夜のバレエ」で本格的に舞台デビューを果たした程です。また、1661年には“王立舞踊アカデミー”を作りました。そして、ルイ14世の舞踊の先生であった“ピエール・ボーシャン”によって、バレエの基本である5つのポジションが確立されました。1670年になると、残念ながらルイ14世は舞台から引退することになりました。